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リクエスト展

企画展ミュシャの装い

画家アルフォンス・ミュシャ(1860-1939)は、作品のなかで女性の装いに多様な要素を取り入れ、独自のスタイルを確立しました。特に、パリで活躍した頃に描かれた、しなやかな線の装飾に囲まれた女性は、アール・ヌーヴォーのアイコンとして知られています。

19世紀末のフランスには、海外市場の拡大と万国博覧会の開催によって各国の文物が集まり、人々は遠い世界への幻想や憧れを抱きました。ミュシャは、そうした関心を作品に反映します。古代ギリシャ・ローマの女神を思わせる、ドレープが効いた衣服。オリエンタルな雰囲気に満ち、圧倒的な存在感を放つ華麗な宝飾品。これら歴史的、異国的モティーフを、ミュシャはアール・ヌーヴォーの有機性と独自のセンスで巧みに折衷し、人気を博しました。絵のなかの女性がまとう宝飾品は、その魅力から、デザインを提供する目的で描かれるようにもなります。《蛇のブレスレットと指輪》は具体化された好例といえるでしょう。またミュシャの装いには、当時女性に流行していた、細い腰を強調するスタイルを意識したような様子が伺えます。独創的でありながら現実離れし過ぎなかった点も、人気の秘密なのかもしれません。

本展では、ミュシャが描いた女性の衣服や宝飾品に注目し、約80点の作品を紹介します。華やかな時代を彩った、ミュシャの装いをお楽しみいただければ幸いです。

展示作品一覧終了
開催期間 2011/07/16(土)〜2011/11/13(日)
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