12月24日に開催した、トークイベント Sakai Art & Society 第3回の様子をアーカイブ配信しました。
トークイベント
Sakai Art & Society
第3回
共に生きる社会をオーケストラで作る
~社会との関わりから生まれる、新しい音楽の形~
社会とつながる音楽活動としてのコミュニティプログラムは、2000年以降わが国の音楽大学やオーケストラでも取り入れられ展開されてきました。
それは素朴な社会貢献事業であるだけではなく、音楽家にとって「音楽とは何か」を問い直し、あるいは自分なりの表現の仕方を見つける契機ともなってきたと言えます。
今回は、日本センチュリー交響楽団で、音楽ワークショップを通じた就労支援・団地コミュニティ形成に取り組んできた柿塚様、ジュニアジャズオーケストラの運営を通じた子どもたちの居場所づくりを続けてきた琉球フィルハーモニックの上原様、子供が主役になれるコンサートを企画し、また団員である母親が子供を抱いたまま舞台に上がり演奏する西宮きらきら母交響楽団を企画してきた馬場様の3名をお迎えして、オーケストラが社会とつながり表現を広げることの意義や可能性、今後の展開について深めていければと思います。
– 柿塚 拓真(かきつか・たくま)
(公財)神戸市民文化振興財団事業部演奏課 演奏担当課長
堺アーツカウンシル プログラム・オフィサー
– 上原 玲子(うえはら・れいこ)
一般社団法人 琉球フィルハーモニック 専務理事 兼 事務局長
那覇商工会議所女性会副会長
– 馬場 京子(ばば・きょうこ)
西宮きらきら母交響楽団 代表
【モデレーター】
常盤 成紀(ときわ・まさのり)
公益財団法人堺市文化振興財団 事業係長
アーティスト・コーディネーター・キュレーター・研究者・企業・行政関係者等をゲストとして招き、国内外の様々な事例について、堺市の文化施策が目標とする「文化芸術を通じた社会包摂」「文化芸術を通じた社会課題解決」の視点から語るトークイベントです。今後、「子ども食堂」「街づくり」「医療」などのテーマでトークを予定しています。
第1回&第2回 YouTubeでアーカイブ配信中!
第1回[基調トーク]
だれもがコーディネーターになる時代
~堺市が考えるこれからの文化芸術と社会との関係性~
第2回
芸術は教育現場にどう関わってきたのか
~分野を超えて「いままで」と「これから」を考える~