Bon Voyage!~ミュシャと巡る旅~
チェコ発パリ経由、79年の旅。
コロナ禍で旅行や移動がままならなかったここ数年、改めて旅に対する憧れや欲求が高まっているのではないでしょうか。アルフォンス・ミュシャ(1860-1939)が活躍した19世紀末のヨーロッパでは、産業革命がきっかけで鉄道や蒸気船といった交通手段が発達し、旅がより身近になった時代でした。このような社会の近代化は、芸術のあり方や価値観にも大きな影響を与えました。ミュシャはこの急速な変化の中、時代に沿った作品を制作し、また自身が芸術家としてやりたいことを成し遂げるために模索し続けました。
本展ではヨーロッパやアメリカなど、世界各地にゆかりのあるミュシャの作品、そして彼の画業の道のりを作品と共に辿ります。総合芸術家としてグローバルな活躍をしたミュシャの作品を鑑賞しながら、久しぶりの旅気分を味わってみませんか。
★公式ブックレットのご案内
★スマートフォンで聴く 無料音声ガイドのご案内
マークのある作品は音声での解説をお聞きいただけます。
アプリのダウンロードは不要。展示室入口のQRコードを読み込むだけでご利用可能。
※ご利用の際はご自身のイヤホンをご使用ください。またはスマートフォンのスピーカー音量を絞り、直接耳に当ててご利用ください。
※フリーWi-Fiのご利用も可能です。
※Wi-Fi接続以外の通信料はお客様のご負担になります。
■同時開催 年間テーマ展示
ミュシャを実験的なまなざしで紹介する年間シリーズ展「ミュシャLabo」第3弾。
ポスターや書籍などミュシャの作品が、商品や情報を伝えるメディアとして制作されていたことに改めて注目します。
さらに19世紀末に生み出されたミュシャの作品と21世紀の映像技術を掛け合わせた新たなデジタルアートを展示。
関西大学総合情報学部によるプロジェクションアートやVRによるバーチャルミュージアムで新たな映像世界を表現します。