ミュシャと新しい芸術 アール・ヌーヴォ ーとミュシャ・スタイル
本展覧会では、ミュシャの作品を19世紀末のヨーロッパで起こった芸術潮流、アール・ヌーヴォーのいくつかの側面を踏まえてご紹介します。アール・ヌーヴォーは19世紀末のヨーロッパ社会の動きと連動する大きな芸術の流れで、曲線や植物的なモチーフを多く使い、装飾的な芸術作品が数多く生み出されました。このアール・ヌーヴォーの要素を多く含んだミュシャの作品は「ミュシャ・スタイル」と呼ばれて大流行しました。ミュシャの画家としての生涯、そしてミュシャがデザイナーとして活躍した19世紀末のフランスの社会的状況を紹介しながら、ミュシャの作品を「女性」、「自然」、「産業と芸術」の視点から注目し、ミュシャの人気の秘密に迫ります。
会場 |
堺 アルフォンス・ミュシャ館
住所:
〒590-0014 TEL: 072-222-5533 FAX: 072-222-6833 ○3F、4F、堺 アルフォンス・ミュシャ館 |
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入場料 | 一般
高校生・大学生
小学生・中学生 |
主催 | 堺 アルフォンス・ミュシャ館(堺市立文化館) |
お問い合わせ | 堺 アルフォンス・ミュシャ館 |
まず第1章では、ミュシャの画業初期から後期にかけての作品を概観した後、第2章では、代表作《桜草》や《羽根》など、花やエキゾティックなアクセサリーを身に着けた女神のようなミュシャの女性像の数々をご覧頂きます。
そして第3章では、ミュシャが精密に植物をデッサンしてデザイン化した図案集『装飾資料集』を中心に、ミュシャの自然描写をご紹介致します。最後の第4章では、《パーフェクタ自転車》など、ミュシャの創意工夫を凝らしたポスターや装飾デザイン作品の数々をお楽しみ頂きます。また当館のみでご覧頂ける《ハーモニー》等の大型油彩作品の数々、そしてジュエリー《蛇のブレスレットと指輪》の展示も合わせて、世界有数のアルフォンス・ミュシャコレクションをお楽しみ下さい。