テーマ展示「ミュシャが描いたクリスマス」
キリストの降誕を祝うクリスマスは、キリスト教を信仰する人々にとって、重要な祝祭ですが、クリスマスの風習はキリスト教の中でも宗派、国、地域によっても様々です。ミュシャの祖国チェコをはじめ、スラヴ民族が多く暮らす国々では、キリスト教以前の冬至祭や収穫祭に結びついた民族色豊かなクリスマスが祝われてきました。ミュシャの作品にも登場するクルミやクッキーなどの食物の飾りはキリストの降誕を祝福するとともに、祖先を敬い、新たな年の豊かな実りと幸せを願うものです。
ミュシャが描いたクリスマスの作品とともに、日本玩具博物館の世界のクリスマスコレクションからチェコやフランスを中心に中東欧のクリスマス飾りを紹介します。
―本展の見どころ―
1.ミュシャが描いたクリスマスにまつわる作品をご紹介します。
2. チェコ、フランスを中心にヨーロッパのクリスマス飾りをご覧いただけます。
3.ミュシャの作品とお国柄、地域色あふれるクリスマスの祝祭を感じていただけます。
パン細工のツリー飾り/チェコ/1990年代/日本玩具博物館蔵
会場 |
堺 アルフォンス・ミュシャ館
住所:
〒590-0014 TEL: 072-222-5533 FAX: 072-222-6833 3階展示室 |
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観覧料 | 通常の観覧料のみで本展もご覧いただけます。 |