
アーティストカレッジ2025
芸術活動を続けていく上で、知っておきたいこと、聞いてみたいことはたくさん。
アーティストカレッジでは、これからの活動の幅を広げたい、キャリアの選択肢を増やしたいアーティスト、アートマネージャー、アートコーディネーターの方々に役立つ講座を開講します。
様々なジャンルの講師が、世界を広げたい、自信をつけたい皆さんを応援します!
※本講座は、堺市新進アーティストバンク登録者を対象とした講座を一般に公開するものです。
目次
講座内容
・講座‐① 話し方がもっと上手になる!MC講座
・講座‐② アウトリーチ基礎講座(オンライン)
・講座‐③ 演劇ワークショップ入門講座
・講座‐④ 読み手が納得する企画書の作り方(オンライン)
・講座‐⑤ 知ってもらうための広報講座(オンライン)
・講座‐⑥ ダンスワークショップ入門講座
・講座‐⑦ (仮)確定申告講座(オンライン)
大勢の人の前で話す時には、誰もが緊張してしまうものです。その場にいる人たちにしっかり伝わるように話すためには、どんなことに気を付けるとよいのでしょうか。また、どんな場所で、誰に向けて話しかけるかによって、ぴったりの話し方は様々。たとえ同じ内容でも、MCの工夫次第で伝わり方は大きく変わります。その場の雰囲気づくりのカギを握っているとも言える「MC」について、座学と実技を通して学びます。
・日時 2025年6月28日(土)10:00~12:00
・会場 フェニーチェ堺 多目的室
・講師 谷田 奈央(声楽/神戸女学院大学音楽学部「音楽によるアウトリーチ」講師)
講師プロフィール
谷田 奈央
神戸女学院大学大学院修了。オペラや『第九』公演に多数出演。関西主要オーケストラ等の文化庁学校公演にてMCを担当。音楽グループ「アンサンブルちょうちょ」を結成しこれまでに約400回のアウトリーチ公演を展開。現在、神戸女学院大学「音楽によるアウトリーチ」講師、関西二期会、神戸音楽家協会各会員。
小中学校や児童養護施設、少年院などの場所で、コーディネーターとしてアーティストと子どもたちが出会う場をつくってきた中西氏をお迎えし、その場にいる人たちがどのように影響しあって、どんな関係性を築いているのか、これまでの事例から学びます。 また、財団職員との対談をとおして、これからアウトリーチに取り組みたい/もっと活動の場を広げたい堺市新進アーティストバンクのみなさんが、子どもたちとどのような場を作ることができるのか、一緒に考える時間にしたいと思います。
・日時 2025年7月17日(木)19:00~21:00 ※オンライン開催
・講師 中西 麻友(NPO法人 芸術家と子どもたち 事務局長)
講師プロフィール
中西 麻友
1980年大阪生まれ。成安造形大学デザイン科写真クラス卒業。2006年から3年間、大阪市内の小学校に教諭として勤務。2009年から1年半、Kingston Universityへ留学。2011年3月より「NPO 法人芸術家と子どもたち」に入職。ワークショップ・コーディネーターとして、学校や児童福祉施設、少年院、小児病院や地域の子どもたちの居場所に関わる事業等を担当。
「演劇」と聞くと、セリフがあり役を演じることを想像される方は多いのではないでしょうか。
ワークに取り組むなかで自然と生まれるその場の空気感を味わったり、ものの捉え方の違いに気づいたり、演劇的な手法を用いたワークショップでは、さまざまな表現や他者とのコミュニケーションが生まれます。自分の専門ではない分野の考え方を知ることで、今後の活動のヒントとなるような新たな視点を獲得できるかもしれません。
※当日は動きやすい服装でお越しください。
※音楽家・美術家を対象としていますが、どなたでもご参加いただけます。
・日時 2025年8月31日(日)13:30~15:00
・会場 サンスクエア堺(堺市立勤労者総合福祉センター)多目的室2
・講師 大熊 ねこ(俳優/ワークショップデザイナー)
講師プロフィール
大熊 ねこ
京都の劇団「遊劇体」所属。現代劇から古典戯曲、コメディ・即興まで幅広く演じる。
俳優活動とともに演劇の手法を活かしたワークショップ指導に携わり、2022年、財団法人生涯学習開発財団認定ワークショップデザイナー・マスターを取得。
2007年第9回関西現代演劇俳優賞女優賞、2023年十三夜会賞助演賞 受賞。
企画書を作ったことがない方、いい企画書が作れず苦しんでいる方、行政や企業と連携するときの企画書を作りたい方等に向けた、「読み手が納得する企画書」について一緒に考える入門講座です。 自ら企画書を作る機会はまだ多くない人も、いい企画書が作れるようになると様々な仕事の機会につながります。また、いい企画書を作ろうとする過程で自分がしたいことがより明確になります。「企画書」を通じて活動を広げたい方の受講をお待ちしております。
・日時 2025年11月18日(火)19:00~21:00 ※オンライン開催
・講師 常盤 成紀(公益財団法人堺市文化振興財団 事業係長)
講師プロフィール
常盤 成紀
1990年大阪府堺市生まれ。株式会社紀陽銀行、京都市役所/地域おこし協力隊等を経て2021年から現職。小中学校・こども園・こども食堂・福祉施設等の現場で、アートコーディネーターとして地域と芸術をつなぐ事業や、担い手を育成する事業の企画・運営管理をしている。アミーキティア管弦楽団主宰。大阪公立大学都市科学・防災研究センター客員研究員。
自分のアーティスト活動を、たくさんの人に知ってもらうために欠かせない「広報」。 そもそも「広報」ってなんなのでしょうか。なぜ広報が大事なのでしょうか。 この講座では、アーティストとしてのブランディングや、活動の見せ方など、「広報」に関わる考え方の基本を皆さんにお伝えします。そしてコンサートや展覧会等、実際の広報で役に立つ、ホームページやチラシ、SNSなどの様々な広報ツールの使い分けまで、幅広く学びます。
・日時 2025年12月10日(水)19:00~21:00 ※オンライン開催
・講師 福尾 葉子(公益財団法人堺市文化振興財団 フェニーチェ堺 プロモーション・地域連携担当課マネージャー)
講師プロフィール
福尾 葉子
大阪生まれ。民間企業の広報を経て、2018年フェニーチェ堺開館前の準備室から勤務。オープン時よりクラシック、オペラ、バレエ等の公演広報をはじめ展示会告知やイベント企画、プレスリリースを使ったパブリシティ、SNS、ブランディング等を実施する。その他、情報誌制作やWEBサイト運営、会員管理、チケット販売計画立案なども担当。
教育現場や福祉施設でも取り組まれている「ダンスワークショップ」。一つのワークやちょっとした声がけ、ふるまいにも、実は理由や意図が隠れています。本講座では、ファシリテーターとして活動する田中氏と一緒にダンスワークショップを紐解いてみることで、アーティストのみなさんが参加者や聴衆と同じ空間で過ごすためのヒントを探したいと思います。また、ご自身の表現ツールではない表現を体験してみることは、ひるがえって自分の表現を新たな視点でとらえるきっかけとなるでしょう。
※当日は動きやすい服装でお越しください。
※音楽家・美術家を対象としていますが、どなたでもご参加いただけます。
・日時 2026年1月10日(土)14:00~15:30
・会場 フェニーチェ堺 多目的室
・講師 田中 幸恵(NPO法人DANCE BOXエデュケーション・プログラム・ディレクター/ダンスファシリテーター)
講師プロフィール
田中 幸恵
2000年渡独。ドイツ国内外でダンサーとして活動し、ドイツ国立ケルンスポーツ大学にてダンス教授法や振付法を学びDiplom課程を修了。2011年よりDANCE BOXに勤務しアーティストや子どもの育成プログラムを担当。また、教育機関等でのダンスワークショップ講師を務める傍ら、コーディネートやファシリテーター養成も行う。その他、振付「長田妖怪でごでご音頭」で、地域の子どもたちの人気を集める。
coming soon
・日時 2026年2月4日(水)19:00~21:00 ※オンライン開催
・講師 小川 裕子(公認会計士/税理士)
講師プロフィール
小川 裕子
中学から軽音楽部や演劇部等の照明に携わり、大学でも照明が出来る演劇部に所属。その後、とある劇団の照明に惚れ、その照明家の主催する劇団に照明助手として入団。照明家としての限界を感じたため、別の形で芝居の役に立ちたいと公認会計士になる。監査法人、会計事務所に勤務後、独立。現在は、監査、税務、コンサル等、幅広く行っている。
参加料
無料
定員・参加申込
定員:各回30名程度
WEBフォームよりお申込みください。
※各講座とも3日前まで申込受付。
お申込みいただいた時点で定員に達していた場合、ご参加いただけないことがあります。
※申込内容を確認後、参加申込完了メールをお送りいたします。
お申込み後、5営業日(お申込み時点で講座当日まで5日を切る場合は前日)までに連絡がない場合は、お手数ですが堺市文化振興財団(TEL 072-228-0880 平日9:00~17:30)までご連絡ください。
※オンライン開催の講座については、Zoomを使用予定です。
会場 |
フェニーチェ堺(堺市民芸術文化ホール)
住所:
〒590-0061
サンスクエア堺(堺市立勤労者総合福祉センター) 住所: 〒590-0014 最寄駅: JR阪和線:堺市駅 徒歩約3分 |
---|---|
主催・お問い合わせ | 公益財団法人堺市文化振興財団 TEL 072-228-0880(平日9:00~17:30) |