文化講座 オペラシリーズ 「そろそろオペラ、どうですか?」第3回【オペラ指揮者マッキーの名作オペラここだけの話~ラ・ボエーム~】
文化講座 オペラシリーズ「そろそろオペラ、どうですか?」
第3回 【オペラ指揮者マッキーの 名作オペラここだけの話】
指揮者マッキーこと牧村邦彦が、プッチーニ作曲オペラ「ラ・ボエーム」の見どころ聴きどころを丁寧にご案内します。
難しいはずのオペラもマッキーのわかりやすいレクチャーで楽しく鑑賞することができます。
演奏予定曲
プッチーニ作曲
オペラ「ラ・ボエーム」より ハイライト
お話し:牧村邦彦
大阪芸術大学演奏学科卒業後、ウィーン国立音楽大学にてO・スイトナー氏に師事。帰国後大阪 シンフォニカー(現大阪交響楽団)指揮者として13年間在籍。他に関西フィルや、京都市響、広島 響、大阪市音楽団とも共演を重ねた。オペラの世界に魅了され、再び新国立劇場公演の音楽ス タッフから出直し活動の場を全国に広げ、その中で指揮者星出豊氏の薫陶を受けた。原嘉壽子、 松下功、池辺晋一郎、景山伸夫氏ら邦人作曲家の新作オペラの初演など意欲的な活動時期を経 て、現在オペラレパートリーは80作品に近づく。『アイーダ』『オテロ』『トスカ』『トゥーランドット』等の 大規模なオペラから室内オペラまで、全国各地のオペラ団体の公演に招かれ、各団体の権威あ る受賞にも貢献。 2020年も堺シティオペラ公演が大阪文化祭賞を、みつなかオペラ公演が文化庁芸術祭賞優秀賞 を受賞した。オペラを通して札幌響、神奈川フィル、セントラル愛知響、日本センチュリー響、広島 響、瀬戸フィル、九州響、琉球フィル、などと共演している。オペラの普及に深く尽力し、子供のた めのオペラ教室や、レクチャーコンサート(マッキーのおもしろオペラ講座)が好評をよんでいる。 平成22年度尼崎市民芸術奨励賞、平成24年度川西市民文化賞受賞。 現在、ザ・カレッジ・オペラハウス管弦楽団正指揮者、大阪芸術大学客員教授、大阪音楽大学大 学院講師、みつなかオペラ音楽監督
ソプラノ:平野雅世
大阪音楽大学音楽学部声楽科卒業。文化庁新進芸術家海外研修制度でニューヨークに留学。関西二期会創立45周年記念公演「ラ・ボエーム」ミミ役で本格的オペラデビュー。その後、様々なプロダクションに於いて「蝶々夫人」「トスカ」「マノン・レスコー」のタイトルロール、「椿姫」ヴィオレッタ、「フィガロの結婚」伯爵夫人、「ドン・ジョヴァンニ」ドンナ・エルヴィラ、ドンナ・アンナ、「コジ・ファン・トゥッテ」フィオルディリージ、「つばめ」マグダ、「愛の妙薬」アディーナ、「ジャンニ・スキッキ」ラウレッタ等多くのオペラに主演。なかでも関西二期会50周年記念公演「夕鶴」つう役、「ドン・カルロ」エリザベッタ役は日経新聞、音楽の友誌などの各メディアで高い評価を得たほか、主演した川西市文化財団みつなかオペラ「アイーダ」がクリティック・クラブ奨励賞を、ザ・カレッジ・オペラハウス公演「ピーター・グライムズ」が三菱UFJ信託音楽賞大賞を、三河市民オペラ「トゥーランドット」が同音楽賞奨励賞を、それぞれ受賞。また、日本演奏連盟のオーディションに合格し、ザ・シンフォニーホールに於いて大阪フィルハーモニー交響楽団と共演。 コンサートでは、ソリストとしてベートーヴェン「第九」や、マーラー「千人の交響曲」などに出演するほか、「西本智実in南座 (語り:黒柳徹子、案内:中井美穂、衣装:コシノヒロコ)」では蝶々夫人役として出演。 2013年大阪いずみホールに於いてソロリサイタルを開催(指揮:牧村邦彦氏)。 2014年には東京オペラシティコンサートホールと大阪いずみホールに於いて日本を代表するテノール歌手である村上敏明、樋口達哉、小山陽二郎、笛田博昭、松本薫平、小貫岩夫、岡田尚之の各氏を迎え、オペラ7作品デュエットプログラムでのリサイタルを開催し、いずれも好評を得る。 近年では関東にも活躍の場を広げ、新国立劇場に於いて慶長遣欧使節出帆400年記念オペラ「遠い帆~支倉常長~」(三善晃追悼公演)に唯一の女声キャスト、影役で出演。また、2015年には藤原歌劇団に入団し、日生劇場「ランスの旅」コルテーゼ夫人役(アルベルト・ゼッダ指揮)で藤原歌劇団デビューを果たす。その後、東京文化会館「カルメン」、日生劇場「愛の妙薬」、テアトロ・ジーリオ「ドン・カルロ」など、着実に出演を重ね、2021年の藤原歌劇団「ラ・ボエーム」ではミミ役での出演が予定されている。
テノール:松本薰平
京都市立堀川高等学校音楽科(現、京都市立京都堀川音楽高等学校)を経て、東京藝術大学音楽学部卒業。高橋大海氏に師事。大学卒業後イタリアに渡り、F.コッソット、I.ヴィンコ、E.マルテッリ、D.マッツォーラの各氏に師事。 1999年関西二期会35周年記念オペラ「ラ・ボエーム」のロドルフォでデビューし、同年「蝶々夫人」のピンカートンと立て続けに出演し、共に絶賛を博した。 その他に「カルメン」ドン・ホセ、「カヴァレリア・ルスティカーナ」トゥリッドゥ、「ランメルモールのルチア」エドガルド、「椿姫」アルフレード、「リゴレット」マントヴァ公爵、「外套」ルイージ、「トロヴァトーレ」マンリーコ、「ドン・カルロ」ドン・カルロ、「オテロ」オテロ、「道化師」カニオ、「トゥーランドット」カラフ、「トスカ」カヴァラドッシ、「ばらの騎士」テノール歌手、「こうもり」アルフレード、「コジ・ファン・トゥッテ」フェランド、「ドン・ジョヴァンニ」ドン・オッターヴィオ、「魔笛」タミーノ、「沈黙」モキチなどに出演。 ルーマニア、トゥルグムレシュで開催された「冬の音楽祭」ではオペラ「カヴァレリア・ルスティカーナ」(演奏会形式)のトゥリッドゥ役で出演し、好評を得る。 ベートーヴェン「交響曲第9番」をはじめ、ヴェルディ「レクイエム」、プッチーニ「グローリア・ミサ」、マーラー「交響曲第8番」、オルフ「カルミナ・ブラーナ」などのソリストとしても活躍。 第27回イタリア声楽コンコルソテノール特賞、第12回摂津音楽祭金賞及び大阪府知事賞、第17回飯塚新人音楽コンクール第3位、第8回ABC新人コンサート・オーディション最優秀賞、第2回松方ホール音楽賞選考委員奨励賞、第13回宝塚ベガ音楽コンクール第3位、第74回日本音楽コンクール入選など多数入選入賞。 平成13年度兵庫県芸術奨励賞受賞。平成16年度神戸市文化奨励賞受賞。平成20年度咲くやこの花賞受賞。平成22年度神戸キワニス文化賞受賞。 現在、神戸女学院大学教授。京都市立芸術大学、神戸山手女子高等学校各講師。 関西二期会会員。藤原歌劇団団員。
ピアノ:梁川夏子
大阪音楽大学音楽学部ピアノ科卒業。同大学教育助手、演奏員を経て、主に関西各地のオペラ公演でのピアニストやコンクール、コンサートの共演ピアニストとして活躍。 2006年アメリカ、コロンバスオペラ「椿姫」のインターンピアニストとして渡米。 2007年から五年間、アスペン音楽祭のオペラプログラム・ピアニストとして招待され、デイヴィッド・ヅィンマン、マイケル・クリスティ、ジョージ・マナハン指揮の公演等で研鑽を積む。2010年ニューヨークへ留学。 現在、大阪音楽大学非常勤講師、同大学院オペラ研究室、ザ・カレッジオペラハウス、びわ湖ホール、兵庫県立芸術文化センター、みつなかオペラ、堺シティオペラ、河内長野ラブリーホール・マイタウンオペラ、鳥取オペラ協会等でオペラコーチ・ピアニストを務める。
会場 |
フェニーチェ堺(堺市民芸術文化ホール) 大スタジオ
住所:
〒590-0061 ※駐車台数が限られてます。公共交通機関をご利用ください。 詳細はコチラ↓ |
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チケット料金 | 3,000円 *自由席・税込み (整理番号付き) *未就学児入場不可 |
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チケット購入方法 | 一般発売日 7月3日(土)10:00
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窓口 |
※ 一般発売日の翌月曜日より受付開始(※ 各館の休館日・営業時間にご注意ください)
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主催 | フェニーチェ堺
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お問い合わせ | フェニーチェ堺 (堺市民芸術文化ホール) *この番号では、チケットのご予約は承っておりません。 |