川口成彦フォルテピアノリサイタルシリーズ2022 ~DIALOGUES 弦の対話~
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ピリオド楽器で奏でる弦と弦の親密な会話ー
~Message~
フォルテピアノ、すなわち18 世紀および19 世紀の古いピアノに初めて触れた時に、ピアノという楽器は「鍵盤楽器」である以前にハンマーを弦で叩いて⾳を出す「弦楽器」なんだということを、より⼀層鮮明に感じました。それ以来私は弦楽器奏者としてピアノに向き合うようになりました。今年のリサイタルシリーズのテーマは「DIALOGUES 弦の対話」です。チェロの酒井淳さん、ギターの徳永真⼀郎さんをお招きして、弦楽器同⼠の親密な会話を繰り広げたいと思います。ゲストのお⼆⼈も僕と同じように当時のスタイルの楽器を使⽤します。ピリオド楽器での「弦の対話」をどうぞごゆっくりお楽しみ下さい!
ー川口成彦
第1回 チェロとの対話
ゲスト:酒井淳(チェロ)
2022年12月17日(土) 15:00開演(14:30開場)
シューマン: アラベスク op.18
子供の情景 op.15
アダージョとアレグロ op.70
3つのロマンス op.94
ショパン: エチュード op.25-6
スケルツォ 第2番 op.31
チェロソナタ op.65
〈使用楽器〉
プレイエル(1843年) タカギクラヴィア所有
第2回 ギターとの対話
ゲスト:徳永真⼀郎(クラシックギター)
2023年1月21日(土) 15:00開演(14:30開場)
シューベルト: アダージョ D612
ベートーヴェン: 幻想曲 op.77
フンメル: ピアノとギターのためのポプリ op.53
ディアベリ: ピアノとギターのための華麗なる⼤ソナタ op. 102
アルベニス: グラナダ、セビーリャ、アストゥリアス、キューバ (《スペイン組曲 op.47》より)
タレガ: アルハンブラの思い出
カステルヌオーヴォ=テデスコ: 幻想曲 op.145
ポンセ: ギターとチェンバロのための前奏曲
ギターとチェンバロのためのソナタ
〈使用楽器〉
(伝)マテウス・シュタイン(1820年頃)フォルテピアノ ヤマモトコレクション所有
一部の曲では
ファツィオリ F308(モダンピアノ) フェニーチェ堺所有
を使用
《関連ページ》
★作家 いしいしんじ 「川口成彦フォルテピアノリサイタル 第1回」 2021年9月29日公演 – フェニーチェ堺 (fenice-sacay.jp)
★観どころ、聴きどころ♪『川口成彦フォルテピアノリサイタルシリーズ2021』 – フェニーチェ堺 (fenice-sacay.jp)
★観どころ、聴きどころ♪『川口成彦フォルテピアノリサイタルシリーズ2021』② – フェニーチェ堺 (fenice-sacay.jp)
★2020シリーズ公演レポート★
第1回 古楽器で演奏されるベートーヴェンの音
第2回 よみがえる200年前の音
第3回 ベートーヴェンにもスランプが
第4回 いつもそこに人が居て、歌と踊り(音楽!)がある国スペイン
川口成彦(フォルテピアノ)
1989 年に岩手県盛岡市で生まれ、横浜で育つ。第 1 回ショパン国際ピリオド楽器コンクール第2位、ブルージュ国際古楽コンクール最高位。フィレンツェ五月音楽祭や「ショパンと彼のヨーロッパ」音楽祭(ワルシャワ)をはじめ欧州の音楽祭にも出演を重ねる。協奏曲では18世紀オーケストラ、 {oh!} Orkiestra Historyczna などと共演。2018年にはロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団のメンバーと共に室内楽形式によるピアノ協奏曲のリサイタルをオランダにて開催。またモダンピアノでは2016年にアメリカにて世界的オーボエ奏者ニコラス・ダニエルと共にプーランクの『オーボエ、バソンとピアノのための三重奏曲』の最終稿の世界初演を行っている。東京藝術大学/アムステルダム音楽院の古楽科修士課程修了。フォルテピアノを小倉貴久子、リチャード・エガーの各氏に師事。第46回日本ショパン協会賞受賞。第31回日本製鉄音楽賞フレッシュアーティスト賞受賞。 CDは『ゴヤの生きたスペインより』(MUSIS, レコード芸術/朝日新聞特選盤)などを発表している。
公式ホームページ
酒井淳(チェロ)
名古屋生まれのガンバ奏者・チェロ奏者・指揮者。レ・タラン・リリクやル・コンセール・ダストレなどの古楽アンサンブルの通奏低音奏者として、数々の演奏会とCD録音を手掛ける。室内楽に力を注いでおり、シャット・ファスト (ガンバ・コンソート)やカンビニ弦楽四重奏団の創立者として活躍。またソロでは、フランス・ヴィオール音楽のスペシャリストとして高く評価されている。近年フランスのディジョンやリールのオペラ座、オペラ・コミック座にてシャルパンティエやモーツァルトなどを指揮し、成功を収めている。
徳永真一郎(ギター)
徳島県出身。9歳からギターを学び、2007年に渡仏。2016年パリ国立高等音楽院修士課程を満場一致の首席で卒業。 ギターを川竹道夫、アレクシス・ムズラキス、ローラン・ディアンス、ジュディカエル・ペロワ各氏に、古楽・リュートを今村泰典氏に師事。また、キジアーナ音楽院のオスカー・ギリア氏のクラスにて最優秀ディプロマを取得。2010年オルシュティン国際ギターコンクール第1位及びグランプリ。2018年ヴェリア国際ギターコンクールのコンチェルト部門にて第2位入賞。2018年7月発売のアルバム『テリュール』は文化庁芸術優秀賞を受賞。
会場 |
フェニーチェ堺(堺市民芸術文化ホール) 小ホール
住所:
〒590-0061 ※駐車台数が限られてます。公共交通機関をご利用ください。 |
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チケット料金 | 指定席 4,000円 *全席指定・税込 |
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sacayメイト先行 | 第2回(’23/1/21)公演を下記期間にて受付します。
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チケット先行 | 【第2回】
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チケット購入方法 | 〈一般発売日〉
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窓口 | ※一般発売日の翌週月曜より チケット残数がある場合のみ販売(各館の休館日・販売時間にご注意ください。)
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主催 | フェニーチェ堺 |
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協力 | フォルテピアノ ヤマモトコレクション/タカギクラヴィア |
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お問い合わせ | フェニーチェ堺(堺市民芸術文化ホール) |