企画展
終了

イリュストラシオン ミュシャとアール・ヌーヴォーの挿絵

2024/04/06(土)〜2024/07/28(日)
9:30~17:15(入館は16:30まで)  
月曜日、休日の翌日(5月7日・7月16日) * ただし4月29日・4月30日・5月6日・7月15日は開館

展示概要

華麗なる19世紀末フランスの挿絵世界

“イリュストラシオン”とはフランス語で「挿絵」を意味します。
ミュシャは生涯に250冊以上の書籍や雑誌に挿絵や作品が掲載されました。彼の画家としてのデビューは挿絵の仕事から。ポスター画家としてパリで一世を風靡する前から書籍や雑誌の挿絵を描くことで生計を立て、その後、売れっ子の画家になってからも挿絵を描き続けました。
ミュシャが挿絵から装丁までを手がけた書籍をはじめ、同時代のアール・ヌーヴォーの美しい挿絵本、さらにミュシャの後半生の大作とそれに関連する挿絵作品もご紹介します。初期から円熟期に至るミュシャとアール・ヌーヴォーの挿絵の世界をご堪能ください。

 

同時開催

ミュシャとアール・ヌーヴォーの部屋
F展示室ではミュシャの代名詞である華やかな女性像の装飾パネル(レプリカ)を一堂に展示。
ミュシャに関する書籍の閲覧、また作品の見どころ解説やパーツ遊びが楽しめるデジタルコンテンツもあります。
アンティーク家具の空間でアール・ヌーヴォーの雰囲気をお楽しみください。

ミュシャ アニバーサリー企画

ミュシャ(1860-1939)は、724日に生まれ、80歳を目前にした714日にこの世を去りました。

これを記念して会期中の713()24()の間、ミュシャのアニバーサリー企画を開催します。
詳細は決まり次第当館
HPにてお知らせ予定です。

 

 

■スマートフォンで聴く 無料音声ガイドのご案内
展示の一部は音声での解説をお聞きいただけます。
展示室入口のQRコードを読み込むだけでご利用が可能です。( アプリのダウンロードは不要です。)
※ご利用の際はご自身のイヤホンをご使用ください。またはスマートフォンのスピーカー音量を絞り、直接耳に当ててご利用ください
※フリーWi-Fiのご利用も可能です。
※Wi-Fi接続以外の通信料はお客様のご負担になります。

■点字解説書の貸出のご案内
当館の主要コレクションについての点字解説書をご用意しております。ご希望の方はスタッフにお声掛けください。

 

会場

堺 アルフォンス・ミュシャ館

住所: 〒590-0014
大阪府堺市堺区田出井町1-2-200
ベルマージュ堺弐番館2F~4F

TEL: 072-222-5533

FAX: 072-222-6833

観覧料

〇一般510円

〇高校・大学生310円

〇小・中学生100円

※小学生未満、堺市内にお住まいの満65歳以上の方、障がい者手帳をお持ちの方と介助の方は無料
※20人以上の団体は割引料金適用となります。事前にお問い合わせください。
※その他各種提携割引制度あり

 

主催

公益財団法人堺市文化振興財団  堺 アルフォンス・ミュシャ館(堺市立文化館)

後援

在堺チェコ共和国名誉領事館

協力

青山学院大学図書館、町田市立国際版画美術館、OGATAコレクション

お問い合わせ

堺 アルフォンス・ミュシャ館(堺市立文化館)

TEL:072-222-5533

FAX:072-222-6833

 

   
   

【1】ミュシャのポスターと挿絵のつながり

ミュシャのポスターの代名詞でもある優雅な女性像。

   
   


彼女たちの
S字を描く曲線的なポーズや背後を飾る円環モチーフ等、人気作品の源泉を挿絵から辿ります。

 

【2】『白い象の伝説』挿絵下絵の原画20点を展示

19世紀末フランスの児童書白い象の伝説

肉筆の挿絵でミュシャの繊細な描写や筆遣いを直に感じられます。

 

【3】ミュシャ、そして同時代のアール・ヌーヴォーの挿絵

ミュシャによるアール・ヌーヴォーの挿絵の極致とも言える書籍トリポリの姫君イルゼ等をご紹介。
ウジェーヌ・グラッセやモーリス・ブーテ=ド=モンヴェルら同時代の画家たちの書籍も展示します。

 

【4】ミュシャが画家として目指したゴールとは?

ミュシャの挿絵と後年の作品との関連性をご紹介。

意欲作主の祈りと幅約4.5メートルにもなる油彩大作ハーモニーのつながり等に注目します。