堺市文化館 アルフォンス・ミュシャ館

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2020/11/14 (土) 特集

本番への道標 ~ゴスペル・ミュージカル「自由への道標」稽古場レポート~③

2021年3月21日(日)にフェニーチェ堺で本番を迎えるミュージカル、「自由への道標」。
歌手・役者・ダンサーの3部門でそれぞれオーディションを突破した市民出演者たちが、プロの演者に混じって2,000席の大ホールで舞台を踏むという壮大なプロジェクトが、いよいよ動き出しました!
11月3日に行われた稽古2日目の様子をレポートします。

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歌手チームでは、課題がひとつ浮かび上がってきました。
オーディションで選ばれた市民出演者のなかには、楽譜を読みながら歌うことに慣れていない人も多く、やや苦戦中。
それでなくても英語の発音や抑揚に注意しながら歌わなければならないので、歌い手さんは大変です。
何曲もある課題曲をものにするのは簡単ではありませんが、きっと本番に向けて揃えていってくれることでしょう。

 

こちらは、誰もが聴いたことのある曲ではないでしょうか。



前回の大スタジオの半分ほどの大きさの多目的室に場所を変え、ダンサーチームも2回目の稽古をスタート。
本番の振り付けを一歩進めて、フォーメーションの練習も行いました。
躍動感あふれる『入り』は必見ですよ!
「他の人につられてしまう、踊り出しのところが難しいです・・・」とは、Hちゃんの弁。
それでも大事なパートを任されたことはうれしい、と練習後に話してくれました。

 

「大丈夫。振り付けは覚えられるから、おそれないこと!」
「ここは美しい・キレイよりも、“楽しい!”で踊ってほしい」
「よく聞く、よく見る。それをやるとうまくなります。芸事の世界で“できない”は、見ていない、聞いていないということ」
ありす未来先生の情熱的なレッスンに、子どもたちもきっと応えてくれることでしょう。



入念なストレッチのあと、マイケル・ジャクソンのムーンウォークを彷彿とさせる『その場歩き』や、『本をめくる動き』を練習する役者チーム。
最初からなめらかに動ける人もいれば、ぎこちなさがなかなか抜けない人もいて、身体の使い方に多少の上手下手は出てしまうようです。

 

が、いざ台本の読み合わせが始まると様子は一変。皆さんお腹からよく声が出て、力強いこと!
同じシーンを何度か繰り返すうちにだんだんと感情が乗ってきて、横で見学していて思わずドキドキしてしまいました。
少しだけ、動画でその模様をご覧ください。



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役者チームは、次からはしばらく黒人役グループと白人役グループに分かれて別々に練習となります。
かわいいダンサーチームは次の稽古日までに、きっと自宅練習を重ねてくれることでしょう。
そして、歌手チームの抱える課題はいかに!?
次回の稽古場レポートもお楽しみに。

⇒前回のレポートはこちら
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