「アートスタートプログラム」では、堺市内の認定こども園等で、アーティストが音楽・粘土・造形・身体表現プログラムを実施しています。
暑さが舞い戻ったこの日は、書家/アーティストの南呂さんと一緒に、墨でお絵かきしました。
まず使うのは、白い液体。墨じゃないの?墨じゃないんです。
白抜き剤を紙に塗っていきます。
白抜き剤が乾いたら、上から墨を塗っていきます。
筆のかすれや、墨のにじみにも注目しながら、作業をすすめると…
「何か出てきた!」さっき白抜き剤で描いた絵が、白く浮き上がってきました。
作品を乾かしている間に、文字を書いてみよう!
文字を習うのは小学生からだそうですが、書家のお兄さんがカッコよく文字を書いてくれました。
書いたのは「空」。そら組さんの皆は大はしゃぎです。
「次はみんなも書いてみる?」「…書きたい!」
最初は緊張していた子も、一人が書き始めると「次書きたい」…そうして全員筆を持つことができました。
そうしているうちに、さっき描いた絵が額に入っているではありませんか!?
自分の絵がアクリルフレームに入って、ご機嫌の子どもたち。
お互いに「○○ちゃんのが好き」「ここがかわいい」など、自分の作品も説明しながら、お互いにつくったものを見合って感想を言い合います。