ホセ・カレーラス スペシャルコンサート
ホセ・カレーラス「ウエスト・サイド物語」を歌う
フェニーチェ堺グランドオープンを記念し
一夜限りの豪華共演が実現!
第1部 ホセ・カレーラス ソロステージ
「泥棒かささぎ」序曲(ロッシーニ)
最後の歌(トスティ)
五月のある夜(チョッフィ)
心からのセレナータ(デレヴィトスキー)
パッショーネ(タリアフェリ/ヴァレンテ)
「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲(マスカーニ)
かわいい口元(トスティ)
彼女に告げて(ファルヴォ)
「ラ・マンンチャの男」より見果てぬ夢(ミッチ・リー)
第2部 ~バーンスタインズ・ニューヨーク~
レナード・バーンスタイン作曲
「キャンディード」より序曲、きらびやかに着飾って
「オン・ザ・タウン」より<3つのダンスエピソード>よりタイムズ・スクエア
ロンリータウン、ラッキー・トゥ・ビー・ミー
<管弦楽のためのディベルティメント」よりワルツ
「ウエスト・サイド物語」よりトゥナイト、ワン・ハンド・ワン・ハート
<シンフォニックダンス>よりマンボ
マリア
~アンコール~
キャンディードより「Make Our Garden Grow」
出演
指 揮:佐渡 裕
ソプラノ:藤井玲南 バリトン:キュウ・ウォン・ハン
管 弦 楽 :日本センチュリー交響楽団
合 唱 :ひょうごプロデュースオペラ合唱団
合唱指揮:粟辻 聡
ホセ・カレーラス〈テノール〉 José Carreras, Tenor
オペラと共にリサイタル活動にも意欲的で、ニューヨークのカーネギー・ホール、エイヴリー・フィッシャー・ホール、ロンドンのロイヤル・フェスティバル・ホール、バービカン・ホール、ロイヤル・アルバート・ホール、パリのサル・プレイエル、ウィーンのムジークフェラインザール、コンツェルトハウス、ベルリンのフィルハーモニーザール、東京のサントリーホール、NHKホール、ザルツブルクの祝祭大劇場、ミュンヘンのヘルクレスザール、バルセロナのカタロニア音楽堂、マドリードの王立劇場、ローマのアカデミア・サンタ・チェチーリア等、世界的な舞台で美声を聴かせ、リサイタルのレパートリーはバロックから現代音楽まで600曲以上の幅広いジャンルを誇っている。
レコーディングは150以上に及び、オペラ全曲では50作品、オラトリオ、ポピュラーとクラシックのリサイタル盤が傑出している。また世界中のゴールド及びプラチナ・ディスクを数多く受賞している。
テレビ、映画、ビデオ等映像のオペラ・シーンにも登場、《ラ・ボエーム》、《十字軍のロンバルディア人》、《アンドレア・シェニエ》、《トゥーランドット》、《カルメン》、ヴェルディの《レクイエム》、《ドン・カルロ》、《運命の力》、《スティッフェリオ》、《フェドーラ》、《イェルサレム》等の作品で主役を演じた。
ホセ・カレーラスは数々の国際的な栄誉に浴しており、米国テレビ芸術科学アカデミーのエミー賞、パリ・アカデミーのディスク大賞、ルイジ・イッリカ賞、1991年グラミー賞、コヴェント・ガーデン王立歌劇場での《スティッフェリオ》の演技に対するサー・ロウレンス・オリヴィエ賞、ウィーン国立歌劇場の終身名誉会員及び宮廷歌手の称号、ロンドン王立音楽院の名誉会員、ニューヨーク・スパニッシュ・インスティテュートのゴールド・メダル、ウィーン市のゴールド・メダル、スペイン王寄贈の芸術メダル、バルセロナ市及びカタルーニャ自治政府のゴールド・メダル、1991年度プリンス・オブ・アストゥーリアス賞、フランス共和国芸術勲章、イタリア共和国上級騎士大勲章、オーストリア共和国大勲章等を授与されたほかユネスコ親善大使に選ばれ、1996年にはアルバート・シュヴァイツァー賞を授与されている。
カレーラスはまた、バルセロナ大学、英国ラフバラ及びシェフィールド大学、モスクワのメレデレイェフ大学、もっとも最近ではエディンバラのネイピア大学の名誉博士号を授与されており、欧州医学会議の名誉会員、欧州腫瘍医学会議の名誉後援者、白血病支援団体の名誉会員に名を連ねている。カタロニア臓器移植財団ゴールド・メダル、オランダのスティッチティング・デイ・バイ・デイ財団のダイアモンド・チューリップ賞、バイエルン州政府名誉メダル、聖ボニファティウス病院研究財団1996年度国際賞を授与されている。またフリアン・ガヤーレ国際歌唱コンクール及びロンドン・アーツ・オーケストラの名誉会長に就任している。2000年11月3日、メンズ・ワールド・デイの第1回ソーシャル・アウォードを授与された。
映画“RomanzaFinal”ではフリアン・ガヤーレを演じた。またカレーラスのビデオ『ライフ・ストーリー』は1993年度のエミー賞を受賞している。
1992年にはバルセロナ・オリンピックの音楽監督を務めた。
1990年ローマ、1994年ロサンゼルス、1998年パリ、2002年横浜でプラシド・ドミンゴと故ルチアーノ・パヴァロッティと共に「三大テノールの競演」を開催、全世界の20億以上の観衆を魅了した。この特別なイベントはオペラ界に空前の衝撃を与えた。
1988年以来、カレーラスは音楽家としての活動と共に『ホセ・カレーラス国際白血病財団』の活動に全精力と情熱を捧げている。この財団はバルセロナで設立され、スイス、ドイツに支部を置いている。ホセ・カレーラスが重要なライフ・ワークのひとつとしているのが、今年30年を迎えたこの財団の活動である。http://www.fcarreras.org/
©Shigeto Imura
藤井 玲南(ふじいれな)〈ソプラノ〉
東京芸術大学卒業時に同声会賞受賞。同大学院在学中、ドイツのエアフルト歌劇場の総支配人から招待を受け、劇場研修生として所属し、『ヘンゼルとグレーテル』砂の精・露の精役でオペラデビュー、リーダーアーベントを開催。翌年にはライプツィヒ歌劇場にて研修生として研鑽を積む。その後ウィーン国立音楽大学リート・オラトリオ科を卒業。
M・シュナイダー=トゥルナヴスキー国際声楽コンクール第1位(スロヴァキア)、ドヴォルジャーク国際声楽コンクールオペラ部門第1位、歌曲部門第3位(チェコ)、アダ・サリ国際声楽コンクール第3位、特別賞三部門受賞(ポーランド)、ベルヴェデーレ国際声楽コンクールオルガ・ワルラ=コロ賞受賞(オーストリア)。
スロヴァキア国立コシツェ歌劇場にて『魔笛』夜の女王、ポーランドのグダンスク・バルティック歌劇場にて『セヴィリアの理髪師』ロジーナ、ウォムジャ音楽祭にて『リゴレット』ジルダを演じる。コンサートでは室内オーケストラ カペッラ・イストロポリターナ、ポーランド国立放送交響楽団などと共演。
国内では友愛ドイツ歌曲コンクール第1位ならびにR・シュトラウス賞受賞、日仏声楽コンクール第1位、日本音楽コンクール第2位および岩谷賞受賞、静岡国際オペラコンクール入選。
札幌のパシフィック・ミュージック・フェスティバルにて、バーンスタイン・メモリアルフェスタコンサートに出演。小澤征爾音楽塾に『カルメン』ミカエラのカヴァーキャストとして参加。セイジ・オザワ松本フェスティバルでは『子どもと魔法』羊飼いの娘/ふくろう、『ジャンニ・スキッキ』ラウレッタを演じる。韓国の大邱にて開かれた「韓・中・日オペラガラコンサート」に出演し好評を博す。今年1月東京芸術劇場にて、全国共同制作プロジェクト『ドン・ジョヴァンニ』(井上道義指揮、森山開次演出)にツェルリーナ役として出演。
歌曲の演奏にも力を注いでおり、ドイツ、フランス歌曲の演奏に定評がある。
これまでに桜井真知子、直野資、故森晶彦、エヴァ・ブラホヴァー、レギーナ・ヴェルナー=ディートリヒ、ワルター・ムーア、スーザン・マノフ、イザベル・ガルシサンス各氏に師事。
国立音楽大学非常勤講師。二期会会員。
©Yuji Hori
キュウ・ウォン・ハン〈バリトン〉
韓国・ソウル出身。マンハッタン音楽院で修士号を取得。ベルヴェデーレ国際声楽コンクール(オーストリア)、プッチーニ・アラネーゼ国際コンクール、ディカーポ・オペラ・コンクール(以上アメリカ)など多くの受賞歴を持つ。1999年、サンフランシスコ歌劇場「ドン・ジョバンニ」タイトルロールでオペラ・デビュー。以降、ボルドー歌劇場「セビリャの理髪師」フィガロ役、韓国国立オペラ「オルフェオ」タイトルロール、バンコク・オペラ「さまよえるオランダ人」オランダ人訳、オペラ・アイダホ「トスカ」スカルピア役など、世界各地で幅広く活躍。
日本では2001年新国立劇場「魔笛」パパゲーノ役でデビュー。兵庫芸術文化センター制作オペラ「蝶々夫人」シャープレス、ヤマドリ、同「トスカ」アンジェロッティ役、同「コジ・ファン・トゥッテ」グリエルモ役に出演。また佐渡裕指揮・兵庫芸術文化センター管弦楽団「ドイツ・レクイエム」、「カルミナ・ブラーナ」、ハイドン「天地創造」に出演。他、「サントリー 1万人の第九」、新日本フィルハーモニー交響楽団、京都市交響楽団、札幌交響楽団など、国内オーケストラとも多数共演を重ねている。
テレビ朝日系「題名のない音楽会」に度々出演。エイベックス・クラシックスよりソロデビューCD「Questo Amor~この愛を」をリリース。
〔指揮〕佐渡 裕
©飯島隆
佐渡裕 Yutaka SADO
京都市立芸術大学卒業。故レナード・バーンスタイン、小澤征爾らに師事。1989年ブザンソン指揮者コンクール優勝。1995年第1回レナード・バーンスタイン・エルサレム国際指揮者コンクール優勝。
これまでにパリ管弦楽団、フランス国立管弦楽団、ベルリン・ドイツ交響楽団、ケルン放送交響楽団、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、バイエルン国立歌劇場管弦楽団、北ドイツ放送交響楽団、ロンドン交響楽団、BBCフィルハーモニック、ローマ・サンタチェチーリア国立アカデミー管弦楽団等欧州の一流オーケストラに多数客演を重ねている。2015年9月より、オーストリアを代表し110年の歴史を持つトーンキュンストラー管弦楽団音楽監督に就任。現在は欧州の拠点をウィーンに置いて活動している。
オペラ公演でも海外での実績を重ねており、2003年<エクサンプロヴァンス音楽祭>「椿姫」(演奏:パリ管弦楽団)、2007年<オランジュ音楽祭>「蝶々夫人」(演奏:スイス・ロマンド管弦楽団)、トリノ王立歌劇場の2010年「ピーター・グライムズ」、12年「カルメン」、15年「フィガロの結婚」などがある。
国内では兵庫県立芸術文化センター芸術監督、シエナ・ウインド・オーケストラの首席指揮者、サントリー「1万人の第九」総監督等を務める。CDリリースは多数あり、最新盤はトーンキュンストラー管弦楽団との10枚目のCD「バーンスタイン:交響曲第3番<カディッシュ>/セレナード」を2018年12月にリリース。著書に「僕はいかにして指揮者になったのか」(新潮文庫)、「僕が大人になったら」(PHP文庫)、「棒を振る人生~指揮者は時間を彫刻する~」(PHP新書/PHP文庫)、絵本「はじめてのオーケストラ」(小学館)などがある。
オフィシャルファンサイト:http://yutaka-sado.meetsfan.jp
〔管弦楽〕日本センチュリー交響楽団
(c)S.Yamamoto
日本センチュリー交響楽団 Japan Century Symphony Orchestra
日本センチュリー交響楽団は1989年に活動を開始し、現在は50名のメンバーが在籍。飯森範親が首席指揮者を務め、多彩な活動を行っている。ザ・シンフォニーホールでのシンフォニー定期演奏会、ハイドンの交響曲全曲演奏・録音プロジェクト「ハイドンマラソン」を展開中のいずみ定期演奏会(いずみホール)、そして豊中市立文化芸術センターでの名曲シリーズと3つの拠点で定期的な演奏会を開催。
オーケストラ体感コンサート「タッチ・ジ・オーケストラ」、特別支援学校コンサート、ユースオーケストラの運営といった教育プログラム、「豊中まちなかクラシック」(豊中市)、「ルシオール街かどコンサート」(滋賀県守山市)等の地域連携事業にも力を入れている。
会場 |
フェニーチェ堺(堺市民芸術文化ホール) 大ホール
住所:
〒590-0061 ※駐車台数が限られてます。公共交通機関をご利用ください。 詳細はコチラ↓ |
||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
チケット料金 |
全席指定・税込 ※未就学児入場不可 |
||||||||||
sacayメイト先行(抽選) |
|
||||||||||
チケット購入方法 | 一般発売日 2019年4月20日(土)
|
||||||||||
車いす席の購入方法 | ※ sacayメイト先行(抽選)は こちら ※ 一般発売後は 堺市文化振興財団チケットセンター 0570-08-0089(10:00~18:00)でご予約ください。 |
||||||||||
窓口 | ※ 発売日翌週の月曜日より受付開始(※ 各館の休館日・営業時間にご注意ください)
|
||||||||||
主催 | 堺市、フェニーチェ堺 |
||||||||||
招聘 | ビザビジョン |
||||||||||
お問い合わせ | フェニーチェ堺(堺市民芸術文化ホール) TEL:072-228-0440 |
||||||||||
助成 | 平成31年度日本博を契機とする文化資源コンテンツ創成事業 |