ミュシャ館 公式作品集出版記念展 ミュシャと挿絵の仕事~STORY~物語の世界
華やかなポスターや装飾パネルが有名なミュシャですが、実は女優サラ・ベルナールに見いだされて有名になる前は挿絵画家として活動していました。しかし画業初期から晩年まで挿絵の仕事を続けていたことはあまり知られていません。初期の傑作としてあげられる書籍『白い象の伝説』の挿絵は繊細で精緻な描写に特徴を見ることができます。当館では下絵を多数所蔵しており、それらを一堂に展示します。ミュシャはデザイナーとして人気となってからも変わらず表紙や挿絵を手掛け、『トリポリの姫君イルゼ』では彼の円熟した装飾デザインが全ページにわたって施されています。
本展では、ミュシャがライフワーク的に手掛けていた初期から晩年までの本の表紙や挿絵を通して物語の世界とミュシャの新たな一面を紹介します。
会場 |
堺 アルフォンス・ミュシャ館
住所:
〒590-0014 TEL: 072-222-5533 FAX: 072-222-6833 |
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観覧料 | 〇一般510円 〇高校・大学生310円 〇小・中学生100円
※小学生未満、堺市内にお住まいの満65歳以上の方、障がい者手帳をお持ちの方と介助の方は無料
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主催 | 公益財団法人 堺市文化振興財団 堺 アルフォンス・ミュシャ館(堺市立文化館) |
お問い合わせ | 堺 アルフォンス・ミュシャ館(堺市立文化館) TEL:072-222-5533 FAX:072-222-6833 |
・堺市が所蔵する書籍『白い象の伝説』の下絵全てを一同に展示。挿絵ごとに物語のストーリーをご紹介しながら作品をお楽しみ頂きます。
・書籍『トリポリの姫君イルゼ』と『クリスマスと復活祭の鐘』の全ページをパネルにて展示。ミュシャが1ページ毎に描いた、デザイナーとして円熟した時期の挿絵をご覧ください。
・画業初期から後期まで、ミュシャが生涯に渡って描き続けた挿絵作品を概観できます。