ミュシャ・スタイルの秘密
1895年1月1日、ミュシャが初めて制作したポスター《ジスモンダ》は、たちまちパリで話題になりました。等身大に描かれたサラ・ベルナールはまるで舞台から抜け出してきたよう。一見すると装飾的に見えるモチーフや文字の配置には、人の視線を意識した細やかな意図も感じさせます。その後のミュシャのポスターに続くこの手法は、1900年頃にはすでに “ミュシャ・スタイル”と呼ばれ、今も人々を魅了しています。本展ではミュシャの代表的なポスター作品を中心に、下絵や《装飾資料集》を始めミュシャ・スタイルの手引書も紹介。モチーフや構図、ミュシャのデザイン論も紐解きながら、皆様を“ミュシャ・スタイル”の世界へ誘います。
同時開催 テーマ展示「ミュシャとスラヴの民族文様-スラヴ諸国のイースターエッグとともに-」(2022年2月3日~4月3日)
(テーマ展示「ミュシャが描いたクリスマス」(2021年11月20日~2022年1月30日)は終了しました)
会場 |
堺 アルフォンス・ミュシャ館
住所:
〒590-0014 TEL: 072-222-5533 FAX: 072-222-6833 |
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観覧料 | 〇一般510円 〇高校・大学生310円 〇小・中学生100円
※小学生未満、堺市内にお住まいの満65歳以上の方、障がい者手帳をお持ちの方と介助の方は無料
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主催 | 公益財団法人堺市文化振興財団 堺 アルフォンス・ミュシャ館(堺市立文化館) |
後援 | 在堺チェコ共和国名誉領事館、堺市教育委員会 |
協力 | 日本玩具博物館、OGATAコレクション、自転車博物館サイクルセンター |
お問い合わせ | 堺 アルフォンス・ミュシャ館(堺市立文化館) TEL:072-222-5533 FAX:072-222-6833
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➀ミュシャが初めて制作したポスター《ジスモンダ》をはじめ、ミュシャ・スタイルを代表するポスターの数々を公開します。
②ミュシャが制作した下絵や装飾図案、ミュシャのデザイン論からミュシャ・スタイルの魅力を再発見できます。
③ミュシャのクリスマス作品、民族衣装やイースター作品と合わせてチェコやスラヴのクリスマス飾り、イースターエッグも展示。ミュシャのルーツにもふれられます。